おばさんにもわかる仮想通貨と現代貨幣理論(MMT)日本再生に必要な知識

2019年8月9日

2017年以降、ビットコインの取引の半分以上が日本人というほどの仮想通貨ブームです。しかし盗難にあったり、下落したりもあり、投機性の高い仮想通貨です。仮想通貨って何だろう?と言う方に、私もわかっていなかったので、調べてみました。それとアメリカで大論争を生んだMMT理論がやっと日本にも上陸しました。既成概念を覆すMMTとは?どういう仕組みなのか?中野剛志先生の『富国と強兵』からわかりやすくお知らせします。

目次

 


ビットコインの仕組み

CliPhotography / Pixabay

ビットコインの特徴は、「金属貨幣をモデル」にしています。

ビットコインとは?

マイニング(採掘):コンピューター上の難解な数式処理の報酬としてビットコインを入手できます。しかしそういうことができる人は限られています。そこで一般人は「取引所」を通じてビットコインを入手します。

金属貨幣(金貨や銀貨)は、鉱山の採掘により、貴金属を入手します。一般人は「取引所」で金属貨幣を入手します。

希少性の高い貴金属と同じようにビットコインも発行上限があるので希少性がある

ビットコインの発行上限は2100万BTC。発行量が増えると、マイニング(難解な数式処理の採掘)が難しくなる仕組みなので、需要が増えると希少性が高まり、価値があがります。

仮想通貨の問題点

ハッキングされて盗まれる。

投機性が高く、高騰したり、暴落したりがある。

掘りにくくなっていくから希少性があると言われているが、何によって裏打ちされている?というものが無い。

仮想通貨推進派の竹中平蔵氏の主張

ビットコインは、最近出てきた、UBERやAirBnB等と同じという。

Uberは、アメリカ合衆国の企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリ。

Airbnbは、宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイトである。世界192カ国の33,000の都市で80万以上の宿を提供している。

竹中氏の主張は?

今までは、一種の国が「お墨付き」を与えるようなインフラがないと社会が機能しませんでした。

(どこかに宿泊するには旅館業法に基づく旅館やホテルでないと安心して泊まれなかった。)同じように通貨決済の手段も、国や権威やお墨付きが無ければ安心できなかったけれども、新しい技術を駆使することによってそうじゃなくてもできるようになった。つまり仮想通貨はUberやAirBnBと同じである。というご意見です。

(筆者あかつきは、竹中平蔵氏をまったく信用していません)

 

仮想通貨推進派のスティーブ・ウォズニアック氏(アップルの共同創業者

ウォズニアック氏の主張は、金は、採掘技術が進歩すれば、供給が増え価値が下がる。

米ドルは、中央集権的な権力が想像できる「インチキのたぐい」に過ぎない。

ビットコインの供給には、予測可能な有限性があるから、金や米ドルより優れている。

(と、主張していたウォズニアック氏の仮想通貨は盗まれたそうです)

東浩紀氏の主張

仮想通貨の技術はすばらしい。通貨は信頼によって成立している。従来の通貨においては、その信頼は各国の中央銀行が支えていた。ところが仮想通貨を生み出した、「ブロックチェーン」という技術は、その信頼を匿名の計算機の集合で生み出してしまう。この仕組みを使えば、中央銀行のような権力に頼ることなくだれでも通貨が発行できる。これは画期的な技術で、たしかに社会のありかたを根底から変える可能性を秘めている。

ところが今回明らかになったのは、そのすばらしい技術を肝心の人間がうまく使えていないという、実に残念な事実である。


中野剛志氏による東氏の間違いの指摘

ブロックチェーンという技術で、「中央銀行のような権力に頼ることなくだれでも通貨が発行できる」のだけれども、だれもが通貨を発行し、次々と流通していったとしたら、通貨の価値は暴落し、ハイパーインフレになります。すると誰でも発行できる通貨は、誰も欲しがらないという、実に残念な事実。

ビットコインには、発行上限(予測可能な上限制)があり、その価値を担保する仕組み。

それはそれで、また別の問題が・・・。

中野剛志氏によるウォズニアック氏の誤解の指摘

ビットコインは需要されるほど、価値が上昇する。

貨幣価値の上昇とは、物価の下落=デフレのこと。

世界恐慌の原因は貨幣供給量を増やせなかったから

世界恐慌(大デフレ不況)は、金本位制(金の量が足かせになって、貨幣供給量を増やせない)のが原因。

世界恐慌からの脱出は、金本位制からの離脱が不可欠だった。

(ウォズがインチキ呼ばわりした)米ドルは、供給量を増やして貨幣価値を下げれるから、デフレを防げる。